酒の飲み過ぎでも認知症が起こる?

認知症には大きく分けて、4つのタイプの認知症がある。

 

それが、

  • アルツハイマー病、
  • 脳血管性認知症、
  • レビー小体型認知症、
  • 前頭側頭変性型認知症
という四つの認知症だ。

 

実はこれ以外にもたくさんの認知症があって、アルコール性認知症もその一つだ。

 

アルコール性認知症は、その名前の通り、アルコールの飲み過ぎによって起こる認知症で、長期間アルコールを飲み続けると、発症リスクが高まる。

 

アルコール性認知症の特徴は、見当識障害や記憶障害の他に、次のような症状が出るのだという。

 

アルコール性認知症の特徴(見当識障害・記憶障害以外)
  • 幻聴…存在しないモノの音や声が聞こえる
  • 作話…でたらめな作り話をべらべらしゃべる
  • 被暗示性の高まり…すぐに妄想世界に入る
  • 易怒性(いどせい)…ちょっとしたことで激しく怒り出す
  • 嫉妬妄想…家族が浮気をしていると思い込む
  • 飲酒の否定…酔っ払っているのに飲酒を否定する
この中で、特にアルコール性認知症にだけ見られるのが、「被暗示性の高まり」というやつだ。

 

これは簡単に言うと、部屋の中にあるモノから、そこがどこかを勝手に想像して思い込む症状で、病院の施設内にいても、役所にいるとか、交番にいるとか、別の場所にいるという錯覚を起こすらしい。

 



アルコールを控えれば、程度が和らぐ

アルコール性認知症とは、酒の飲み過ぎで起こる認知症だ。

 

症状を見ると、上方落語なんかに出てくる酔っ払いの様子と殆ど同じだ。

 

いい加減な話を作ってそれをべらべら話すとか、自分のいる場所を錯覚して、妄想の世界に入り込むとか。

 

明らかに酔っ払っているのに、「酒なんか飲んでない」と頑なに否定するとか、「ここはどこですか?」と尋ねるなんて話は、上方落語にはよく登場するね。

 

ちょっとしたことで怒鳴り出したり、暴れたりするという話もよくある。

 

認知症は元々、身体のコントロールができなくなったり、感情を抑えられなくなったり、ろれつが回らなくなったり、、酒に酔ったような状態だ。

 

しかしそれとは違った症状が出るのが、アルコール性認知症というヤツらしい。

 

アルコール性認知症は、断酒をして、酒を飲まなくなると、和らぐ事が多いので、飲酒を控えることで、ある程度予防できそうだ。

 

また酒を飲まなくなったら、性格が変わったと言うような場合、アルコール性認知症だったのかもしれない。

 

因みにアルコール性認知症のリスクが高まるのは、1日25mLの適正飲酒量を超えたアルコールを量を長期間飲み続けたときだそうだ。

 

適正飲酒量の目安(純アルコール25ml)
  • ビール【5度】…500mL(中瓶1本)
  • チューハイ【5度】…520mL
  • ワイン【14度】…180mL
  • 日本酒【15度】…180mL(1合)
  • 焼酎【25度】…110mL(0.6合)
  • ウイスキー【43度】…60mL(ダブル1杯)

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